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実力主義の過酷さ (TED) [英語]

シャドウイングネタ。

The tyranny of merit

10年前にNHKの「ハーバード白熱教室」で講義していたマイケル・サンデル教授による実力主義の負の側面についてのお話。普段のTEDとは違って聴衆はおらず、学校のキャンパスの庭のようなところでカメラに向かって話している。

話自体はゆっくりなのでついて行きやすいし、短いのでおすすめ。

過去何十年もの間、勝者と敗者の間の分断が深まっている。
機会が平等であれば勝者が勝ち取るのは当然のことだと思っている。
しかし、実力主義の理想は実現できておらず、その理想自体が間違っている。
普段は見過ごしがちなエッセンシャルワーカーに我々がいかに依存しているかが、コロナ禍で明らかになった。
等々

essential workerはまだ定着した日本語訳がない模様。Wikipediaでもカタカナで書いてある。
Google翻訳では「不可欠な労働者」、DeepLでは「必須労働者」と出た。

インテリの話らしく、知らない言葉やパッと訳せない言葉が結構出てくる。

rancorous 敵意のある
folly 愚かなこと
merit 実績/功績
corrosive 精神を蝕む
hubris 尊大さ
stagnant 停滞気味の
bracing 元気付ける
rampant 蔓延した

同名の本も出版するようだ。アメリカのAmazonでは中を見ることもできる。

シャドウイングの難易度 ★
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脳にいい食べ物 (TEDx) [英語]

在宅勤務するようになって明らかに体重が増え始めた。過去最高重量を超えたあたりで「まずいなー」と思い、ネットで調べた結果、バターコーヒーを見つけた。朝食がわりに飲み始めたら3ヶ月で3kg程度体重が減り、たまたま時期が重なった血液検査の結果も医師によれば少し良くなっているので悪くなさそうだ。とはいえ毎朝同じものを飲んでいると飽きる。ネスプレッソの濃い目のカプセルを使っているのが理由かもしれない。もう少し薄味のコーヒーの方が相性が良さそう。それと、バターの代わりにギーを使っているんだけど、やっぱりグラスフェッドバターの方がいいのかも。店で見ると高いし賞味期限がかなり短いから買う気が起きないんだけど。

そんな感じなので最近は抹茶ラテの方が多い。近所で買ってくるココナッツミルクは400cc缶なんだけど一回分は100cc程度なので、残ったものを小分けにして冷凍するのが面倒くさい。味はコーヒーよりも抹茶の方が飽きがこない気がする。

体重についていえば増減がある。怪しいのはナッツ類で、食べすぎた翌朝はだいたい増えている。下で紹介するTEDxの話を聞いてから継続的にミックスナッツを買ってきて食べるようになった。意外に子供も好きらしく、出すと寄ってきて餌付け状態ww

ということで、ようやく本題のシャドウイングネタ。

Power Foods for the Brain
  • アルツハイマー患者の脳を観察すると、アミロイドβタンパク質が細胞の外に蓄積している。
  • ベーコンの油のように室温で個体になる油には多量の飽和脂肪が入っていて、コレステロール値が上がったり、アルツハイマーになるリスクが高くなる。また、トランス脂肪も同様の効果がある。
  • 飽和脂肪を一番多く含んでいるのはチーズや牛乳のような乳製品で、肉は二番目。
  • ビタミン剤のサプリメントには鉄や銅が入っていることがあるが、すでに食事から摂取している場合、サプリメントから摂りすぎると毒になる。余計な鉄や銅は体内で酸化してフリーラジカルを生成する。
  • ナッツ類に抗酸化物質のビタミンEが含まれていて、アルツハイマーの予防に効果があるらしい。
  • ぶどう、ブルーベリー、ニンジンなどの色付きの果物や野菜には抗酸化物質が含まれていて脳に良い。
  • 週3回、1日40分早足で歩くと脳の海馬が大きくなり、記憶力が改善する。
等々、内容は充実していておもしろい。

allele 対立遺伝子 アリオのように聞こえる
mild cognitive impairment 軽度認知障害
trudge とぼとぼ歩く
brisk walk キビキビと歩く

一方で、上にリンクを張った完全無欠コーヒーのサイトでは飽和脂肪は細胞膜を強化するので摂取すべきと書いてあるので、そう単純な話ではなさそう。

医者の話で難しい専門用語が出てくるし時々早口になるのでついていくのに苦労する。

シャドウイング難易度 ★★★
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人間の脳は何が特別なのか (TED) [英語]

シャドウイングネタ。

What is so special about the human brain?

かなり前に何度か聞いた話で、火を使って食材を調理するという発明によって食べ物の消化が容易になり、人類は食べ物以外のことを考えるためにカロリーを使うことができるようになった、という部分が特に印象に残っている。

他には
  • 通説では人間の脳細胞は1000億個あると言われていたが、その根拠となる論文などは一切存在しなかった
  • 人間の脳細胞を液体の中で溶かして神経細胞の数を数えたところ大体860億あった
  • 齧歯(げっし)動物の脳や他の霊長類の脳と人間の脳との比較
  • 齧歯動物は脳が大きくなると細胞自体が大きくなるが、霊長類は脳が大きくなると細胞の大きさは変わらずに細胞の数が増える
  • ゴリラやオランウータンは一日8.5時間を食べることに費やしている

と言った内容がてんこ盛り。

cerebral cortex 大脳皮質
vex イライラさせる
mammalian brains 哺乳類の脳
cognitive abilities 認知能力
great apes 類人猿
cell nuclei 細胞核
cell membrane 細胞膜
detergent 洗剤
agitate 撹拌する
rodents 齧歯動物 ネズミなど
primates 霊長類
made in the image of 〜に似せて作られている

ブラジル人で少しクセのある発音な上に話すのが早いので、シャドウイングはついていくのが難しい。
内容は面白いんですけどね。

シャドウイングの難易度 ★★★
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