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二つ葉 Bifolium [見て楽しむ三角関数]

Scratch二つ葉を描きます。この後は三つ葉が二種類、さらに四つ葉が二種類続きます。お楽しみに。

二つ葉

曲線を描く処理の詳細は初回で説明していますので、そちらを参照してみてください。違う曲線ですが流れは同じです。

最初に変数です。X Yは曲線の座標に使います。大きさと倍率は曲線の大きさ、角度は三角関数に使う値、半径は計算結果です。角度と半径からX座標Y座標が決まります。

[変数]

次に本体です。大きさを変えて59回曲線を描画するので、繰り返しは二重になっています。内側の繰り返しで二つ葉を一本描きます。角度を0度から180度まで変化させると二つ葉が一つ描画できます。

[本体]

次の初期設定は、プログラムを開始するときに一度だけ行う処理をまとめています。

[初期設定]

準備は曲線一本を描く前に行う処理をまとめています。

[準備]

この曲線一本を描くための式はこうなっています。
\[ r=a\left(\sin(\theta)+\sin(3\theta)\right) \] sin関数の中のθが角度で、0度から180度まで変化させて計算します。aは倍率、rは計算結果の半径を表します。この式をプログラムにすると次のようになります。最初の半径の計算が上の式に相当します。その後、角度と計算結果の半径を使ってX座標とY座標を計算します。

[計算]

最後に計算結果のY座標から90を引いて、曲線全体を下に移動しています。移動しないと画面の上半分だけに描画されます。

移動はいつも通りです。

[移動]

完成版はこちら
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