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サイマルアカデミーの録音をMacで聞く方法 [英語]

本当にMacだけで再生する方法がわかりました。以下はWindows機での変換方法についてです。

サイマルアカデミー受講生の最大の悩みは家のMacで録音データが再生できないこと。
え?進級できない?進級したら別世界。もっと大変ですよ。

サイマルアカデミーで使われているAdiplayerというWindowsアプリは、メーカーのページによればすでにサポート終了。
https://www.ampere.co.jp/edu/adill/discontinued/
データファイルは独自の形式なので専用アプリを使わないと再生できませんが、
サポートがない以上Mac版アプリなんて望むべくもなく。先生は「事務局に要望を出して〜」と言ってました。
せめてデータ形式が公開されていれば、Macでアプリ開発をする猛者が出てくる可能性があるのですが。

そこで、対策を探ってみました。

まず、無料でダウンロードできるWindows 7イメージをマイクロソフトが公開しています。
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windows7
これをMacのVirtualBoxにインストールする方法。会社の人に勧められました。
これならMacを再起動しなくてもVirtualBoxの中でWindowsが起動するので、
何か作業をしていても中断する必要がありません。ということで試してみましたが、
サイマル専用USBメモリーを認識せず、あえなく失敗しました。
同じ方法でダウンロード・インストールしたWindows 8やWindows 10もダメ。

次に、私が他の受講生から聞いたのは、MacでBoot Campを使ってWindowsをインストールする方法。
しかし、すでに会社にWindowsがあって仕事の後なんかにこっそりAdiplayerを使ったりしていると、
Adiplayerのためだけに家でもWindowsライセンスを買うのは馬鹿らしい感じがします。
Macのハードディスクのパーティションを分割するのも気が進みませんし、
Windowsに切り替えるたびに再起動しなければなりません。これも面倒。
とくにMacはスリープ状態から動き出すまでの時間がWindowsより短くて、
ディスプレイを開いたらすぐに使い始められるので、シャットダウンなんかしたくありません。

最後の方法は、会社のWindowsマシンを使い、再生している音をアプリで取り込んでMP3などの形式に変換してしまうこと。
ITのセキュリティポリシーが厳しい昨今、会社のPCに自由にアプリをインストールできる人は少ないかもしれませんが、
これなら無料だし、MP3ならiTunesやiPodのような携帯音楽プレイヤーでも再生できるので、確実でお手軽です。
(会社のPCでUSBも禁止されている人は、そもそも自分でWindows PCを買うしかないので、
この記事を読む意味はないですね。さようなら。)

この方法には欠点もあります。実際にAdiplayerで録音データを再生しながらそれを別アプリで取り込むので、
録音データ分の実時間がかかります。30分もある講演の音声なんかだと30分待たなければなりません。
また、チャプター情報のようなものは一切消えますので「今再生中の節の先頭に戻る」みたいなことはできません。

さて、具体的にどのアプリを使うかですが、私はAudacityを使っています。ここに方法が書いてあります。
https://www.howtogeek.com/217348/how-to-record-the-sound-coming-from-your-pc-even-without-stereo-mix/
手順を簡単に説明します。

1. WindowsマシンにAudacityをインストールして起動
2. 同じWindowsマシンでAdiplayerを起動して録音データを開く
3. Audacityで左上のプルダウン(マイクアイコンの横)からWASAPIを選択
4. Audacityで録音開始
5. Adiplayerで再生
6. 終わったらAudacityで録音を停止
7. AudacityのファイルメニューからExportでMP3に変換して保存

実体験から注意点をいくつか。

音が漏れないようにと思ってWindowsマシン(ThinkPad)にイヤホンを挿すとAudacityでは録音できませんでした。
音はあくまでもPC本体のスピーカーに出力するのが良さそうです。消音にはPC本体のミュートボタンを使っています。
これなら実際には音は出なくてもAudacityに取り込めます。

Adiplayerで再生してAudacityのAudio Track部分に波が出たら取り込み成功です。
これが出ない場合は録音できていないので、マニュアルを読んだり試行錯誤してください。

Audacityでは無音部分を簡単に消去できるのですが、録音を開始してからAdiplayerで再生を始めるまでには
少し間があったほうがいいです。つまりAudacityの録音データの先頭に少し空白の時間を作るという意味。1秒くらいかな。
iTunesで再生開始してすぐに音が鳴り始めると、聞く(心の)準備ができていないうちに耳に入ってくるのでやりにくいです。

私はこの方法を使って、会社で他の同僚の邪魔にならないようにこっそりやってますよ。

それではみなさん、happy shadowing!
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